神戸新聞
▼神戸2位再浮上 逆転勝ちに安ど
勝った神戸の選手は、一様に安どの笑みを浮かべた。組織的な守備でボールを奪い、サイドから分厚く攻める「らしさ」を最後まで出せなかった。疲労感は残る。それでも、三浦主将は「泥臭いサッカーが、大事な勝ち点3につながった」と、努めて前向きだった。
硬く、荒れたピッチへの戸惑いが序盤から見て取れた。足を取られる選手たち。自信なさそうに出したパスは奪われ、水戸の危険なカウンターを招いた。前線へのけり合いになると、得意のプレスは空回りする。守備陣形は崩れ、自陣左のスペースを突かれて先制点を献上した。
松田監督は「いつものサッカーはできないと、早く気付くべきだった」と反省しながらも、絶えず前への圧力を強め、相手DFのクリアミスを逃さなかった逆転ゴールまでの流れは評価した。
5失点を喫した前節の失態を打ち消すまでのインパクトはないが、選手もいいステップととらえた様子。田中は「セカンドボールの取られ方が悪かった」と反省し、三浦は「集中力を欠いた時間帯があったし、次は修正したい」と、決して芝生だけのせいにはしなかった。
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