神戸新聞
▼金縛り 神戸ドロー 勝てば「3位以内確定」も…
ゴールが遠かった。勝てばJ1昇格圏内の3位以内が確定した神戸だが、愛媛の堅い守備を崩すことができなかった。無得点で引き分けという結果にも、三浦主将は「本当は勝ちの方がよかったけれど、次の試合だね」。後半盛り返して攻勢に転じたこともあり、すぐに気持ちを切り替えた。
キムテヨンの離脱で、前半は主将の三浦をボランチ、3トップの左に近藤、中央に平瀬を配したが、松田監督は「いつもと違うポジションの選手が多く、ぎくしゃくしていた」。守備は盤石だったが、攻撃は縦パスが多く単調だった。
後半、栗原をボランチに下げたほかは、いつも通りの布陣に戻した。すると、後ろから前の選手を追い越す動きが増えた。チャンスも数多く築いた。だが、同23分の近藤のミドルシュートはゴールポストにはじかれ、同42分に平瀬がゴールネットを揺らしたが、オフサイドでノーゴール。運も味方してくれなかった。
スピードを生かした攻め上がりで、何度も好機を築いた近藤は「きょうは気持ちでプレーしたけれど、チャンスで決められなかった」と残念そうな表情を見せた。この日の結果は、リーグ戦終盤へのいい教訓になったはずだ。
▼神戸DFの若き柱 柳川U-19の星へ
29日に開幕するサッカーのアジアユース選手権(インド)のU-19(19歳以下)日本代表にJリーグ2部の神戸からDF柳川雅樹が選出された。来夏にカナダであるU-20ワールドカップ出場を懸けた大会。代表ユニホームに袖を通すことに、落ち着いた表情の19歳は「光栄です」と、短い言葉に喜びと闘志をにじませた。
今季から「発掘・育成」重視のチーム強化に方向転換したクラブの旗頭だ。ジュニアユースから神戸育ち。2月のグアムキャンプに参加し、高卒新人ではクラブ初となる開幕戦先発出場を果たし、今季はすでに23試合に出場している。
とんとん拍子に見える一方で、地道な努力も重ねてきた。高校2年までは出場機会がなかったが、「プロになって試合に出ることが大事」とあきらめなかった。「足も速くないし、ジャンプ力もどうにもならない」と体を強くすることを考え、筋力トレーニングに励んだ。
中学3年時には腹筋20回、腕立て伏せ10回するのがやっとだったか細い少年が、今ではルーキーには見えない183センチ、76キロの立派な体格。当たり負けしなくなった。
アジアユース選手権での目標は、「自分の責任で失点しないこと」。そして、「全勝する」と意気込む。冷静なその視線は“世界”をとらえている。
スポニチ
▼来季指揮をバクスター前監督に要請へ
安達貞至社長兼GMがは、スチュアート・バクスター前監督(53)に来季の監督を要請する方針を表明した。
「娘さんの病気が治ればだけどね。彼にお願いしたい」
バクスター前監督は9月に、長女の病気を理由に退任。その後はスウェーデン1部リーグのヘルシンボリで指揮を執っていたが、長女の病状も快方に向かっており復帰を要請できる見込みとなった。
ただ、バクスター前監督と折り合いがつかなかった場合も想定。「ペドロか松田監督か…僕の中では決まっている」とした。ペドロコーチには、日本で指揮を執るためのS級ライセンスがないため、松田監督に白羽の矢が立つことになりそうだ。
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