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2006/09/03

神戸新聞

▼神戸 2位争い制す 新助っ人ガブリエル一撃
2、3位の直接対決にふさわしく、互いの持ち味を発揮した好ゲームだった。神戸に大きな勝ち点3をもたらしたのは18歳の新助っ人、ガブリエル。後半16分、トーメからのロングボールを左の三浦が頭で落としたところに走り込み、左足で決勝ゴールをけり込んだ。
初先発のガブリエルは「エメルソン(トーメ)、アツ(三浦)とも経験があるし、どういう動きをするかは分かっていた」と、息の合ったプレーに胸を張った。
退任するバクスター監督を気持ちよく送り出したいという思いから、選手たちは随所に集中力あふれるプレーを見せた。最終ラインや中盤の深い位置から繰り出される中長距離のパスは精度が高く、大きな展開で横浜FCの守備を揺さぶった。
右サイドで積極的に動いてスペースをつくった朴康造は「中盤のホルヴィに落ち着きがあり、ガブリエルも若いのにしっかりしている。だいぶチームが安定した」と充実ぶりを口にする。
指揮官を胴上げし、勝利の余韻に浸った選手たちだが、口々に「きょうは48分の1試合にすぎない」と強調した。三浦主将は「バクスターが安心して向こう(スウェーデン)にいられるよう、やるしかない」と気を引き締めた。

▼チーム団結実感 退任のバクスター監督
試合終了後、イレブンの手で3度、宙に舞った。「胴上げは優勝した監督のとっておき。まだ優勝したわけではないのに、どうかなと思った」と冗談交じりに振り返ったバクスター監督。見据えているのは、あくまで神戸の未来だった。
「きょうの試合はJ1のクオリティーがあったと思う」。指揮官に教わったことを示すかのように、選手はピッチで躍動した。グアムキャンプに入る前、J1復帰に必要な要素をひし形のグラフで示し、監督は真ん中に『団結』と書き入れたという。「意味を与えることができた」。チームが一丸になっていることを実感していた。
「これが神戸でのラストゲームではない」という。選手も、サポーターも帰りを待っている。

デイリー

▼神戸 バクスター監督に捧げる勝利
闘病中の長女の看護のため、母国スウェーデンに帰るバクスター監督のラストゲーム。「監督をいい状況で送り出したいと思っていた」と話したFW三浦淳宏主将(32)が後半16分、MFガブリエル(18)の決勝点をアシストした。
勝利に狂喜乱舞のイレブンは試合後、監督を胴上げしたが、「優勝したときのとっておきのはずだ」と監督はちょっぴり不満げ。これが自分にとっての最後の試合と思っていないからだ。帰国しても神戸のコンサルタントとして契約を続ける。「娘の状態がよければ、(今季)最後の4、5試合には間に合うだろう」とカムバックを予告した。
三浦主将も「監督が戻るまで、しっかりとまとめていく」と気を引き締めた。これで引き分けを挟んで7連勝。優勝と、監督の復帰を信じ、神戸は走り続ける。

スポニチ

▼J2神戸平山獲り参戦…得点力不足解消へうってつけ
J2神戸の安達貞至社長兼GM(67)が2日、ヘラクレスから事実上の戦力外通告を受けたFW平山相太(21)の獲得の意思を表明した。Jリーグ入りが可能になった場合を想定。「それは欲しいですよ。素晴らしいFWですからね。獲得に参戦する予定です」と、Jクラブとしては初めて獲得に名乗りを上げた。
神戸は現在、J2の2位と、来季の自動昇格を視界にとらえる。このところ5連勝と波にも乗っているが、連勝中の得点がわずか6点止まりという数字からうかがえるように攻撃力不足は深刻。昨季は新人ながらオランダで8得点をあげ、北京五輪のエースとしても期待される平山は最良の戦力といえる。チームには国見高の先輩、三浦も在籍中で獲得交渉がスタートした場合はアドバンテージとなりそうだ。
平山は8月30日にヘラクレスのスミット会長から戦力外とされ、15日が移籍期限となるJクラブへの放出を示唆された。直後に代理人の田辺伸明氏と契約し、近日中にも田辺氏がオランダ入り、クラブ幹部と話し合いを持つ。シーズン序盤での退団となれば契約の違約金などが発生するなど移籍への障害もあるが、神戸が争奪戦の口火を切った。

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