神戸新聞
▼神戸、柏に完敗 自滅3失点 4位転落
首位の柏に手が届きそうな位置まで駆け上がってきた神戸が、直接対決でまさかの完敗。不敗記録は10で止まり、再び4位に転落した。バクスター監督は「相手に立ち上がりから、いいスタートを切らせてしまった。もっと守備に安定感があれば…」と残念がった。
悪夢のような前半45分間で勝負の行方は決した。前半15分、自陣でトーメがボール処理にもたついて許したFKをリカルジーニョに決められ、終了間際にもFKから追加点を献上。直後にトーメが2度目の警告を受け、退場となった。
不用意なパスミスを繰り返し、危険な位置でFKを与えて攻守のリズムを崩した。DFラインの前後のスペースを突かれ、失点以外にも何度も決定的なピンチを招いた。
中盤の汗かき役である田中は「レイソルが最初から攻撃的に来て、受け身になってしまった。もっとシンプルなプレーを心掛け、高い位置でプレーできればよかった」と後手に回った対応を悔やんだ。
右FWの朴康造をけがで欠き、攻撃も迫力不足だった。アウエーの戦い方に徹し切れなかった試合運びのつたなさ。シーズン半ばを過ぎ、順風満帆に見えた神戸に、あらためて課題が突きつけられた。
▼神戸ユースが決勝進出 全日本出場権を獲得
サッカーのプリンスリーグU-18(18歳以下)関西第9日は16日、洲本市のアスパ五色などで決勝トーナメントの3試合があり、準決勝では、神戸ユース(A組1位)はC大阪ユース(A組4位)を3-1で破り、初の全日本ユース選手権出場を決めた。
先制された神戸ユースは、前半31分にゴール前のこぼれ球を辻がけり込んで追いつくと、後半4分に伊藤が逆転ゴールを決め、終了間際にPKで追加点を挙げた。
▼絶妙パスで後半に逆転
後半ロスタイム、クロスに飛び込んでペナルティーエリア内で倒された八束は、ベンチに向かってガッツポーズ。伊藤が冷静にPKを決めて3-1。全日本ユース選手権の初出場を決定づけた。
「僕たちで歴史を塗り替えたかった」と伊藤。クラブチームと高校が戦い、18歳以下の真の日本一を決める大会に懸ける思いは強かった。
立ち上がりに先制されたが、前線の2トップにボールが収まるようになると、中盤の早いサポートでリズムを取り戻した。1-1で折り返した後半4分には、上谷のドリブル突破から八束-伊藤と絶妙なスルーパスをつないで逆転した。
試合後、選手たちは大はしゃぎしたが、八束は「これで満足せずに決勝も勝ちたい」と、すぐに気持ちを切り替えていた。
▼アルゼンチン優勝 国際親善ユース大会
サッカーの日本・アルゼンチン国際親善ユース大会最終日は16日、神戸ウイングスタジアムで2試合を行い、アルゼンチンのU-16(16歳以下)エストゥディアンテスがU-16兵庫国体選抜に2-1で競り勝ち、U-17(17歳以下)神戸市選抜はU-16愛媛国体選抜に3-1で勝った。
最終成績は3勝したエストゥディアンテスが優勝。神戸市選抜が2勝1敗、兵庫選抜が1勝2敗、愛媛選抜は3敗だった。
▼兵庫国体選抜1勝2敗3位
兵庫国体選抜はエストゥディアンテスと接戦を演じ、収穫と課題を見つけた。
ボールを持たれることを覚悟し、守備を意識した。中盤で激しいボールの奪い合いが続き、武田主将(神戸ユース)は「相手は強く当たっても全然効いていなかった」という。それでも、終了間際の失点以外は組織的な守りができていた。
攻撃ではサイドチェンジやカウンターから好機をつくった。ゴールを決めた山内は、「いいリズムで守備から攻撃につなげられた」と話した。
国体本番まで約2カ月。前日に神戸市選抜に敗れるなど波が大きく、昌子ヘッドコーチは「常に自分たちの持っている力を出せるようになることが重要」と強調した。
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