神戸新聞
▼空回り 神戸連敗
神戸は試合終了間際、1本のカウンターで沈んだ。26本も浴びせたシュートは空砲に終わり、痛い2連敗を喫した。
「もったいない」と朴康造が振り返った一言が試合を表していた。ゲームを支配したのは神戸で、守備でも攻撃でも『形』があった。
バロンのポストプレーで前線に起点をつくり、周囲の早いサポートで波状攻撃を仕掛けた。前半14分にはバロンがヘッドで落としたボールをフリーの朴康造がシュート。同40分にもバロン-近藤-バロンとつないだが、どちらもGKの正面をついた。
守備では厳しいプレッシャーから仙台にスペースを与えず、中盤で相手がボールを持つと2、3人で囲んで奪った。こぼれ球はことごとく拾い、前半は仙台に決定的な場面をつくらせなかった。
だが、後半20分を過ぎてから中盤のプレスが弱まったのが悔やまれる。後半43分、神戸はCKからの切り替えが一瞬遅くなり、右サイドの突破を許したのが致命傷になった。攻守ともに最後に詰めの甘さが出た。
バクスター監督は試合後、「わたしが来てから一番組織的にプレーできた試合だった」と声を掛けたという。前半のチャンスを決めていれば、という流れは開幕の草津戦と同じ。三浦主将は「開幕に比べれば可能性を感じる。この試合を続けていけば勝っていける」と前を向いた。
ニッカン
▼神戸、シュート26本でも0点
神戸が決定力不足を露呈して今季初の連敗を喫した。序盤から圧倒的にボールを支配し、古巣相手に初先発したFWバロンを中心に今季最多の26本のシュートを浴びせた。だが、仙台GK高桑の再三の好セーブもあり、2試合連続無得点に終わった。逆に後半43分、カウンターからワンチャンスを決められ、勝ち点1すら逃がした。バクスター監督は「私が来てから最も組織的にプレーできたんだが…」。MF三浦主将は「あとは点を取るだけ。決して悪い試合じゃない。次の試合へ切り替えたい」と前を向いた。
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