神戸新聞
*J2神戸きょう横浜FC戦「カズと注目初対決」
Jリーグ2部(J2)第10節の18日、6位の神戸はアウェーで4位の横浜FCと対戦する。両チームの勝ち点差は2。前節で首位・柏から挙げた5試合ぶりの勝利を無駄にしないためにも、大切な一戦になる。 横浜FCは5試合連続無失点中で、8試合で2点しか許していない。堅守をどう崩すかがポイントとなる。バクスター監督は「柏戦でも攻撃を組み立ててしっかりとチャンスをつくれていた」と自信を持っている様子。茂木は「セットプレーが大事になる」とイメージしていた。 横浜FCは昨季途中まで神戸で活躍していた三浦知が在籍しており、高木監督はバクスター監督が広島で指揮していた時代の愛弟子でもある。注目の対決に三浦淳主将は、「一緒にやった仲間であり大先輩だけど、試合では敵。向こうもやる気はあるだろうし、その気持ちで負けないように」と闘志を燃やす。指揮官は、「教え子が指導者になっているのは喜ばしいこと」と対戦を待ちわびていた。(フクちゃん)
ニッカン
*三浦感傷なし「試合では敵」/移動は特別 グリーン車
対する神戸も「ストップ・ザ・キング」に燃えている。昨年7月に異例の選挙で主将を引き継いだMF三浦は「一緒にやった仲間だし、リスペクト(尊敬)はする。でも試合では敵だから」と言い切った。感傷など必要ない。欲しいのは勝ち点3だけだと言わんばかりだ。 バクスター監督は「カズは脅威となる選手。古巣相手でモチベーションも高いはず」と警戒する。センターバックには前節に続き18歳の柳川の起用が濃厚で、21歳年上の大ベテランを若さで封じる構えだ。柳川は「日本で一番有名なFW。楽しみ」と意気込んだ。 クラブ側も協力を惜しまない。J2に降格した今季は新幹線移動も普通車に「降格」となるところを、今回に限ってグリーン車利用にゴーサインを出した。中2日でのアウェー連戦の疲労を考慮した特例だったが、イレブンの士気上昇につながるのは間違いない。チーム一丸でカズ封じに臨む。
*昇格のライバル
試合前日のミニゲームでも、カズは元気いっぱいだった。仙台戦から中2日の試合。疲労はあるはずだが「疲れ?大丈夫だよ」と話した。今季からJ2に降格した神戸は、古巣であるとともに、J1昇格へのライバル。「普通通り、やるだけですね」。あえて古巣を意識せずに言った。 移籍を繰り返してきたカズにとって、古巣との対決は特別ではない。しかし神戸は違う。続けて4シーズン半の在籍は、過去プレーした13クラブで最長。今でも神戸への愛着は強い。「楽しみだね」。短い言葉に、強い決意を込めた。 神戸での出場機会をなくしての移籍。自分を「お払い箱」にしたチームに対し、プロとしての意地を見せたいのは当然のことだ。その気持は、チームメートも感じている。MF内田は「カズさんのためにも勝ちたい」と言い切った。
*高木監督も「叩く」
チームも勝利に向けてバックアップをする。この日は、高木監督初戦となったホーム開幕戦(3月11日、対鳥栖)以来の前泊が実施された。普段は「頑張るのは選手だから」と勝ち負けに対して口を開かない高木監督も、珍しく「神戸はたたいておきたい」と言った。そんな指揮官が名前を挙げたのも「カズ」。02年に神戸でプレーした城とともに「彼らは注目される試合になればなるほど、力を発揮してくれるはず」と話した。 普段はJ1の陰に隠れているJ2だが、18日はJ2だけの開催。ファンの注目も集まる。「明日はJ1ないんだよね」。古巣との対決を前に、カズはサッカーニュースのトップを奪う決意を口にした。
デイリー
*対抗心メラメラ!柳川カズに挑戦状
J2神戸の新人DF柳川雅樹(18)が17日、18日に対戦する横浜FCのFW三浦知良(39)に挑戦状をたたきつけた。神戸に4年半在籍した大先輩に対し「止める自信はある」と気後れなし。21歳差の“世代間闘争”に勝ち、白星をもぎ取る。
対抗意識を燃やすきっかけはカズの著書だった。「神戸も盛り上がってほしい、と書いてあるのを読んで、負けられないと思った」。カズからすれば古巣を思うエール。だが、柳川はJ2降格の責任の一端がある前主将の発言に、ライバル心をむき出しにした。
無失点だった柏戦に続く2試合連続の先発起用が濃厚。重責にも「日本で一番有名なカズさんとの試合は楽しみ」と余裕の表情だ。頼もしいルーキーが因縁マッチのキーマンになる。
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