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2006/03/05

神戸新聞

▼高卒新人・柳川 教訓得た初陣
高卒ルーキーとしてクラブ史上初の開幕先発出場を果たした柳川は、「今日は勝ちたかった」と唇をかんだ。神戸のジュニアユース時代から「1番の目標」だったJリーグのピッチ。世話になった人たちやサポーターに、勝って報いたいとの思いはかなわなかった。
183センチの体格を生かし、前線のセットプレーでは再三ゴール前に上がって攻撃参加した。守備では196センチの相手FW太田らと競り合って強さを示した。「いい緊張感で楽しめた」というあたりはさすが。マークの受け渡しもスムーズにできたつもりだったが、結果は3失点。「Jではちょっとしたことで点が入る。勉強になった。負けをいい方に生かして次から連勝したい」。すでにチームの一員としての責任感が、言葉の端々にみなぎっていた。

デイリー

▼ウソやろ?神戸が草津に惨敗
昨季J2最下位チームに完敗。「新生神戸」を見せつけるはずの開幕戦は、絶望だけをもたらした。観戦した三木谷浩史社長は試合後、報道陣の待つ来賓入り口を避け、ひっそり会場を出た。これまで無言を貫くことはあっても隠れることはなかっただけに、その衝撃の大きさを物語る。「1年でJ1復帰」の公約に早くも暗雲が立ち込めた。
「僕自身、情けない」と三浦主将は感情を失ったように淡々と話した。攻勢だった前半も決定力不足が響いた。昨季からの課題はまるで解消されていない。
J2最高レベルの年間予算18億円を組みながら、5億円の予算で選手年俸総額は1億円にも満たない草津に屈した。この日の勝者たちは経費節減のため、バスで10時間以上かけて前橋に帰る。「ザスパはボールに食らいつき、神戸は足が止まった。1人1人の気持ちが違った」と、草津MF島田は胸を張った。
バクスター新監督もさすがに意気消沈。「ネガティブなことばかりが出た。立て直しは難しい。非常にタフな旅路になる」。勝利から見放されたチームの、試練のシーズンが始まった。

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