神戸新聞
▼パベル監督退任へ
J1残留が厳しくなった神戸が、パベル・ジェハーク監督(42)と来季の契約を更新しない方針であることが12日までに分かった。フロントは夏から来季の監督候補の人選を進めており、クラブ幹部によると現在は日本人と外国人の3人に絞られているという。
チェコ人のパベル監督はブラジル人のエメルソン・レオン前監督が解任された6月中旬に就任。7月2日の千葉戦からリーグ戦17試合で指揮を執っているが、1勝6分け10敗と低迷している。
ニッカン
▼神戸「リーチ」次戦負ければ降格
最下位神戸に「J2降格リーチ」がかかった。勝利が必要な川崎F戦で1−3の完敗。自動降格圏脱出の16位柏が引き分けたために、勝ち点差は「10」に広がった。次節の20日大宮戦で負ければ降格が決まってしまう最終局面に突入した。
決定的な敗北だった。リーグ戦で半年ぶりに先発した播戸が0−2の後半18分、頭でゴールして反撃。同29分には1カ月ぶり復帰のMF三浦を投入。不安を抱える選手も総動員で得点を狙った。しかし同43分にFWジュニーニョにこの日2点目を許し万事休す。試合後は全員がピッチに立ちつくした。パベル監督は「個人のミスで失点した」と6月の就任以来、恒例の工夫のないセリフを繰り返した。
絶望的な状況に安達GMは「残り? 頑張らせるしかない」。4月2日東京戦以来今季2点目を決めた播戸は「まだ何も決まっていない。最後まで何があるかわからない」と目を赤くしつつも気丈に話した。三浦も「残りは全部出る。先発で」と言い切った。2度の監督交代の代償が、J2降格として迫ってきている。土俵際の神戸は次節、人事を尽くして天命を待つしかない。
スポニチ
▼神戸“ピンチ”播戸、久々先発で意地弾も実らず
いよいよ後がなくなった。最下位神戸は川崎に1−3で敗戦。16位の柏が引き分けたため、勝ち点差は1つ開き、次節にも降格の危険が訪れる。「まだ終わりではない。最後まで戦う」パベル監督の強気な発言には悲壮感さえ漂っていた。
チームの低迷を象徴する試合だった。不必要なファウル、パスミスなど、ミスから自滅。ペナルティーエリア付近で与えた2度のFKがいずれも失点につながった。
ただ、意地も見せた。後半18分に、5カ月ぶりに公式戦先発出場を果たしたFW播戸が決めた。右サイドのMFイヴォからのクロスは相手GKに触られてコースが変わったが、ヘディングでゴールに押し込んだ。4月2日のF東京戦(神戸ウ)以来、今季2点目。反撃ののろしを上げながらも、攻撃は空回りし続けた。
両アキレス腱痛を抱えながら4試合ぶりに途中出場した主将のMF三浦は「今は一番追い込まれた状況。でも可能性がある限りは全力でいく」と語り、残り試合の先発出場を明言した。次戦20日の大宮戦(神戸ウ)で負ければJ2降格が決まる。神戸イレブンは悲壮な決意で“決戦”を迎える。
| 固定リンク
