イワン・ハシェック
「番記者の独り言」(岡田記者)
職を辞してなお、これだけ人望の厚い監督も珍しい。J1神戸の前監督イワン・ハシェック氏だ。9月26日の磐田戦を最後にチームを去ったハシェックを、事実上の解任と取る向きは多かった。記者自身もそうだった。だが、あるコーチは言った。「ハシェックは腹を決めていました。責任をとるのは自分だと」
さらには三木谷浩史社長の父、クラブの取締役でもある神戸大名誉教授・三木谷良一氏からもこんな話が…。先日、記者が「もう1シーズン、ハシェックのサッカーを見てみたかったんです」と話すと「私もそう。戻ってこいと言ったら、さすがにプライドがあるんやろうね…」。
そう言わせてしまうほどの人物だ。神戸は現在、ハシェックのサッカーを踏襲してJ1残留を目指している。90年イタリアW杯で主将を務めたチェコの英雄。Jの指揮官として成功する姿をこの目で見たかった。(サンケイスポーツ2004/10/13版)
