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2005/07/03

スポニチ

▼新生・神戸、残留へ"希望の光"価値あるドロー
厳しい現実の前に、理想は力を持たない。J1残留へ。神戸が進むべき道を示した。パベル監督の初陣で勝ち点1。8対26のシュート数を思えば、指揮官がドロー以上の価値を見いだすのは当然だった。
「ラッキーな面はあったけど、いい戦いができた。勝つチャンスはあったけどね」
播戸を欠くFWに、いずれも今季初先発の平瀬、小島を起用。前半21分に平瀬が約1年ぶりのゴールを決めれば、小島も持ち前のドリブル突破で何度も好機を演出した。「きょうは思ったよりもできた。今後の自信になると思う」と小島。昨年9月23日の横浜M戦で右足内転筋を痛め、リハビリ生活は9カ月も続いた。カズ、朴康造をベンチから外し、いきなり新戦力を抜テキ。指揮官の人材登用が実を結んだ。
競争原理を求める一方で、戦術では超現実路線を敷く。4バックが深い位置でラインを敷き、相手のセットプレーではFW1人を除く10人守備。「疲れた。中へ絞って、外への繰り返しだったからね」と三浦淳。点を取るより与えない。「残留するためのサッカーをする」。パベル監督は宣言を実行に移した。
「最高の結果じゃなかったけど、選手のモチベーションは高い。今はプロセスが大事だから」。三木谷社長も及第点を与える。聖域なき改革で目指すJ1残留。目標が明確な分だけ、期待を持っていいかもしれない。

▼GK掛川、ミラクルセーブ連発!!
神様、仏様、掛川様だ。1メートル91の守護神がミラクルセーブを連発した。前半29、33分にいずれも腕で絶体絶命のピンチを切り抜け、後半は“ミナト神戸のクモ男”の本領を十分に発揮。26本のシュートをわずか1失点でしのいだ。「こういう展開は覚悟していた。1点取ってから、みんなが下がりすぎた。セーブ?まあ、取れる範囲でしたから」と涼しい顔で振り返った。

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