スポニチ
▼リーグ中断期間に戦力補強へ
もはや、怒りはMAXを超えていた。報道陣の待つVIP専用口を避け、三木谷社長が駆け足で帰りの車に乗り込む。1分けを挟んで7連敗の現実はあまりにも重い。G大阪戦(1日)に続く2試合連続の「コメント拒否」。厳しすぎる現状はいつも冗舌なカリスマ社長さえ変えた。
「きょうは強いハートを持って、選手がしっかり戦ってくれた。私たちは負けに値する試合はしていない」
レオン監督が力説しても、勝ち点を奪えなかった事実は変わらない。前半29分に失った先取点は公式戦10試合連続。そこから士気が落ちた前節と違い、和多田を投入した後半は攻めに攻めた。三浦淳がプレースキックで何度もあわやの場面を演出する。ただ、肝心のゴールが割れない。後半9分にはペナルティーエリア内で播戸が倒される微妙な場面も。「あれはPKだった」。指揮官の抗議が空しく響いた。
レオン監督が就任して3戦3敗。三浦統括本部長をコーチでベンチに入れるカンフル剤も効果が表れない。10試合を消化して勝ち点わずか5。過去のデータを見れば、明らかにJ2降格の危機に直面していると言ってもいい。
「いい試合?だからこそ、勝たないといけなかった。この気持ちを次につなげていかないとダメだからね」
カズ主将が前向きな姿勢を強調する。関係者によれば、今月14日のリーグ中断後に編成会議を実施。大幅な戦力補強に乗り出すという。磐田(8日)、名古屋(14日)との強豪2連戦で光明を見いだせるか。今季最多を数えた2万5000人を超えるサポーターのためにも、早く白星、勝ち点が欲しい。
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